第77回年次大会 領域11インフォーマルミーティング 議事録 日時:2022年3月16日(水) 19:00-- 場所:オンライン(Zoom) 代表:福島 議事進行:高吉 議事録:犬伏 議事内容: 1.次期代表・副代表の紹介 ・次期 (任期:2022年4月〜2023年3月)[前回IMで承認済み]領域代表:服部裕司先生(東北大学)、領域副代表:笹本智弘先生(東京工業大学)の紹介がなされた。 2.新運営委員の紹介 ・新運営委員(任期:2022年4月〜2023年3月)[前回IMで承認済み]:佐藤駿丞先生(筑波大)、藤陽平先生(東大)、紅林亘先生(弘前大)、佐藤直木先生(東大)の紹介がなされた。 3.運営委員の担当キーワードの確認(審議事項) ・新運営委員の担当キーワードは、当該委員を推薦した運営委員の担当キーワードをそのまま引き継ぐことで問題ない旨を確認した。 4.次期運営委員の選定(審議事項) ・次期運営委員(任期:2022年10月〜2023年9月)の4名:橋昂先生(東大)、森史先生(九州大)、中山洋平先生(東北大)、中川正基先生(大阪大)が承認された。 5.若手奨励賞領域11規則改訂について(審議事項)(福島先生) ・若手奨励賞領域11規則改訂が必要になった経緯が説明された。論点として、若手奨励賞の評価対象、他薦問題、審査委員の公開、共著者の承諾書が挙げられた。検討委員会の体制と現行規則の紹介の後、規則改定の提案がなされた(資料参照)。 ・改訂案では「審査員が推薦者となること」が可能である。このことは明記した方が混乱はないのではないか、との意見があった(佐々先生)。「審査員が推薦することは妨げない」と括弧書きで補足する(服部先生)。 ・金川先生(筑波大)から、年齢制限の設定理由についての質問。確認の上、必要であれば次回IMにおいて議論する(服部先生)。 ・橋先生(東大)から改訂案の「対象」について質問「3編の論文それぞれに対して領域11での発表が必要ということはない、ということか。」笹本先生(東工大)「改訂案は業績に対する賞、対象の業績に対して領域11で発表があれば良い。」 (改訂案:該当箇所抜粋)「雑誌の種類、言語は問わないが、 国際的に定評のある雑誌に主著者(第一著者、責任著者など論文で主たる貢献をした著者のこと)の論文が少なくとも1編あり、その研究内容が日本物理学会の領域11で登壇者として発表されていることが条件である。」 6.今後の物理学会の開催形態に関する アンケート結果について(審議事項)(福島先生) ・アンケート実施が必要になった経緯とアンケートの集計結果が紹介された(資料参照)。 ・オンライン開催に賛成というアンケート結果は現地開催反対を意味しない、この点は注意書きしたほうがよい(服部先生)。 ・会場を渡り歩くにはオンラインは適しているが、一方でオンラインでは質問の敷居が高くなってしまう。講演者数/参加者数の増減を見て、オンラインにすることで増加傾向であればオンライン開催を検討しても良いのでは。ハイブリットは負担が大きいのでは(出口先生)。 ・アンケート回答者は主に博士課程以上であり、修士以下の意見が入っていないのではないか。年齢によって意見の傾向が異なる可能性を指摘(高吉先生)。 7.学生優秀発表賞について(審議事項) ・学生優秀発表賞の募集要項(発表回数による制限)と議題(他領域との関係)について経緯含めて紹介された(資料参照)。 ・応募資格の緩和に向けて議論がなされ、第1次審査を通過しない学生が多いことについて説明がなされた(福島先生)。 ・領域12との合同セッションにおいて、領域11における発表を避ける学生がいることを懸念。(実験や理論など)分野によって発表しやすい/しにくい分野があることも問題(西口先生)。 ・高安先生(東工大)から発表回数制限に関する経緯の説明があった。「領域11は分野が広いため公平な審査が困難。回数による審査はその点で客観的。(修士ではなく)博士学生の人材育成を目標に参加回数制限を設定。公平性や審査のしやすさ、負担のバランスで決定した。」 ・佐々先生から募集要項決定の経緯が説明された。「領域11のテーマは多岐にわたるので審査は困難で負担も大きい。さらに審査に落ちた人をdiscourageすることがあっては良くない。出来るだけアクティブに参加している人を受賞の対象とすることになった。発表回数については、応募者数などとのバランスで必要であれば変更するのが良い。」 ・奨励賞とは異なり、一次審査を通過すれば、なるべく受賞させる趣旨(高安先生)。 ・募集要項の発表回数を変更することなど含め、審議継続。 8.秋季大会でのシンポジウム・招待・企画・チュートリアル講演 の提案(審議事項) ・シンポジウム・招待・企画・チュートリアル講演について整備・議論を継続していく。 9。、10.プログラム編成作業について。、今回のプログラム編成で気づいた点の確認・反省(議論) ・今井先生からプログラム編成作業・年次大会の講演者数等、合同セッション、プログラム編成上の反省点についての報告があった(資料参照)。 11.合同セッションの主領域・副領域の担当表 ・合同セッションの主領域・副領域の担当表についての確認がなされた。 12.その他 ・特になし。 13.STATPHYSの報告(出口先生) ・ボルツマン賞の決定についての紹介と会期の延期(2023年8月)等会議予定の詳細について紹介がなされた。 14.運営委員の担当引き継ぎ(担当者のみ) 幹事:高吉 → 西口 広報:犬伏 → 藤江 会場:今井 → 津川 WEB(会場補佐)小杉 → 寺田 ・プログラム編集の資料共有などをメールベースで行うことは,履歴が残る利点もあるが,効率的でないかもしれない. ・資料の共有や連絡方法(例えばSlackなど),担当間の仕事量のバランス等については要検討.