2021年3月13日 領域11運営委員 インフォーマルミーティング 代表:高安 議事進行:齋藤 議事録:上田 議事内容: 1.Statphys28 の準備状況について ・Statphys28の準備状況について、現地組織委員長である出口哲生先生(お茶大)より説明がなされた。開催場所は東大@本郷キャンパスで、開催形式として完全現地/ハイブリッド/完全オンラインのどのパターンになっても開催できる準備が整っている旨が報告された。 2. 次期領域代表・副代表の紹介 ・次期 (任期:2021年4月〜2022年3月)[前回IMで承認済み]領域代表:福島孝治先生(東京大学)領域副代表:服部裕司先生(東北大学)の紹介がなされた。 3.新運営委員の紹介 ・新運営委員(任期:2021年4月〜2022年3月)[前回IMで承認済み]:小杉太一先生(東工大)、高吉慎太郎先生(甲南大)、今井貴史先生(滋賀大)、犬伏正信先生(東京理科大)の紹介がなされた。 4.次期運営委員の選定(審議事項) ・次期運営委員(任期:2021年10月〜2022年9月)の4名:寺田裕先生(理研)、藤江遼先生(神奈川大)、西口大貴先生(東大)、津川暁先生(奈良先端大)が承認された。 5.運営委員の担当キーワードの確認(審議事項) ・新運営委員の担当キーワードは、当該委員を推薦した運営委員の担当キーワードをそのまま引き継ぐことで問題ない旨を確認した。 ・「9.非エルミート系」(2021年第76回年次大会から試験的に追加)に関しては、1)次大会も引き続き芝先生が担当する。2)今後の申込者数の推移(今回は4名しか申込がなかった)を基に、既に当該キーワードに関するセッションが組まれている領域4のほうに講演をマージできるorできないの判断を行う。 6.秋季大会でのシンポジウム・招待・企画・チュートリアル講演の提案 ・今大会では、他領域発案のシンポジウムは前回と比較して3⇒6と倍増している一方で、領域11発案のものが乏しいことが指摘された。今後の領域の活性化のためにも、現状の各MLに流す以上の働きかけを領域運営サイドから行っていく必要性がある(例:新学術等の大型研究費のプロジェクトを持っている先生にお声がけする)。 ・運営サイドからの働きかけに関する詳細はIM後に領域運営委員間のMLにて議論する。 7.プログラム編成作業に関して a. 年次大会の編成作業で気づいた点の確認、反省 ・会場係(春山)より以下の通り報告がなされた: 〜〜〜〜報告内容〜〜〜〜 [基本データ] ・申込講演数:300 件(?265, ポ35)[講演数は前回年次?会から100件以上減少] ・担当講演数:316 件(?280, ポ36) ・セッション数:24 (会場確保数:24) ・領域11主催企画 若?賞3件, 学?賞3件, 昨年度若?賞4件 ・他領域主催企画 シンポジウム6件(前回から倍増), ?沢賞・企画講演2件 ・編成における制約事項 重複登壇9件(同領域2件, 別領域7件), ?程希望1件 ・プログラム編成?程  〇プロ編シート作成:12/9(?) 開始? 12/18(?) 17:00 締切 〇プログラム編集説明会:12/16(?) 13:00 [領域11 合同セッション] ・セッション名(担当者)、講演数(領域11での申込数)[セッション数] 〇ガラス(芝)22(5)[2] 〇?物物理(森野)22(1)[2] 〇アクティブマター(宮口)17(7)[2] 〇量?スピン(上田)14(2)[1] 〇量?論基礎(宮口)3(3)[0] ・ ?物物理は学?賞希望が3件中2件含まれていたため1件を除き移動した。 ・ 量?論基礎で合同希望はなかったため、量?論基礎・量??学系として領域11内でセッション(担当:宮?)を組んだ。 [第76回年次?会(2021年) プログラム編集説明会] ・?時:12/16(?) 13:00-14:00頃に終了 (参加者:芝、春?) ・内容:Zoomを?いて開催された。従来対?で?われていたプログラム編成会議とは別内容と思われる。事務局?東さんから簡略的なプロ編シート記載の注意事項の説明があった。 その後他領域との?程調整時間が設けられ、別Zoomを?ち上げて領域12と意?交換及び調整作業を?なった。 [その他] ・「9. ?エルミート系」が新しくキーワードに導?された。4件申込があり、電?系(1件)、統計?学基礎論(2件)、?平衡揺らぎ(1件)の各セッションに振り分けられた。 〜〜〜〜ここまで〜〜〜〜 ・[気づいた点等の確認、反省] 〇領域13では年次?会でも重複登壇OKの規約を知らず混乱が?じた。(会場係より) 〇領域12との重複制限(今年度+昨年度若?賞・学?賞・ガラス合同(領域12の学?選考含む)はバッティングを避ける)を尊重したため、ガラス合同とアクティブ合同のバッティングは避けられなかった。 〇WebにのっているプログラムとPDF版のプログラムが一致していない、座長の表示が間違っている、こちらから連絡した講演取り消し&時間変更の反映がされていない、等の齟齬があったために、座長の円滑なセッション進行に支障をきたすこともあった。 〇講演取り消しについての扱いがあまり共有されていない可能性がある(Web版の方に「取り消し」等のコメントが記される)。プログラム最終版はWeb版(と理解しているが、Web版にも誤植があるケースがあったため、混乱が生じるケースがあった。) b. 合同セッションの主領域・副領域の担当表(確認事項) ・次回秋季大会の合同セッションと担当者が以下のとおりであることを確認した:ガラス合同(芝先生)、生物合同(今井先生)、アクティブ合同(宮口先生)、量子スピン合同(高吉先生) 8.「量子論基礎」合同セッション開催是非について ・キーワードは無くさず、申し込みで「量子論基礎」合同の希望があった場合は他の領域にお願いしてその発表のみを合同セッション扱いにする対応を維持する[会場係からの補足:会場係は基本的に他領域とは講演のやりとりを行わず合同セッション扱いにする了承のみ取り付ける。このように「量子論基礎」は他の合同セッションと扱いが少し違うことを会場係が認識しておく必要がある。他領域にメールした感触としては、彼らは合同セッション扱いとすることに反対姿勢は示さない]。もし希望者がいるにもかかわらず合同セッションを開かない場合は希望者にその旨を伝えておく必要がある。この対応を変えるためには「量子論基礎」の合同セッション扱いの取り消しを物理学会に掛け合う必要があると考えられる。 ・「量子論基礎」合同セッション開催是非に関しての経緯については次の春学会に向けて記録を残しておく必要がある。-> 会場係の引き継ぎ資料に追記する。 9.学会発表の英語化について ・学会発表英語化に関連する大会担当理事からの連絡(メール全文)が紹介された: 領域委員会の意見を取り入れた2020年12月12日理事会提案は以下のとおりである。 --------------------------------------------------------------------------------  1) 留学生や外国人研究者の参加者への配慮  2) オンライン会議での海外からの参加者の可能性を広げる  3) 学生への教育などの観点から,    ・物理学会としては学会発表スライドの英語化を推奨する    ・将来的には概要集を英語で書くことも推奨する -------------------------------------------------------------------------------- ・前回の理事会の「強く要請する」という言葉と比較して「推奨する」という言葉なら問題ないのではないかという意見が多数であった。またセッションによっては、日本人でも既に英語スライド・英語で講演する人も出てきており、日本語が理解できない参加者にとっては内容が分かるのでよいと思われる。 ・スライドの英語化や概要集の英語化は(今の学生の講演者にとって)今の時世それほど障壁にはならないと思われる(そもそも日本語で正しく物理の文章を書くトレーニングを実施するほうが本質的に大変。) ・日本語ならでは、日本語でしかできない表現・議論もあるのではないか?というポジティブな視点から日本語を使う機会を残す、という議論展開が必要ではないかという意見もあがった。 10.運営委員の担当引き継ぎ 幹事:齋藤 → 山本 広報:上田 → 相田 会場:春山 → 芝 WEB(会場補佐)森野 → 宮口 11.その他、領域運営に関する事項 特になし