領域11インフォーマルミーティング議事録 9月19日18:00− AA会場において 1.領域代表と副代表の交代  2012年9月で任期が切れる領域代表の金田 行雄(以下、敬称略)、2012年10月より領域代表 となる出口 哲生、副代表となる早川 尚男よりそれぞれ退任と就任の挨拶があった。 2.運営委員の引き継ぎ  2012年9月で任期が切れる大槻 道夫、鈴木 正、相馬 亘、西野 晃徳の4名の後を 中原 明生、竹田 晃人、家富 洋、堺 和光の4名が引き継ぐこととなり、引き継ぎが行われた。 3.2013年4月からの委員候補の推薦と承認  2013年3月で任期が切れる小倉 昌子、桂 法称、郡 宏、松岡 千博の4名の後任候補として、 合田 義弘、松枝 宏明、北畑 裕之、横山 直人の4名が推薦され、承認された。 4.今回の学会の反省点 ・2日目の午後にシンポジウムがいくつも重なり、プログラム編成に問題があったのでは、という声が あった。今回は領域11から3件のシンポジウムと、それに加えて他領域が主体で領域11も関わる合同 シンポジウムがあり、結果的に2日目の午後にシンポジウムが重なるという事態となった。 ・ポスターセッションの会場は2会場ともPSとして講演者に講演番号が通知されていたが、今回は 2会場が離れていたため、PSAとPSBに分けて講演番号の変更を講演者に再通知することになった。 その際にやや混乱があったようだ。 ・講演取消の伝達が学会本部からうまくいっていなかったようだ。(領域11の問題ではない。) 5.合同セッション「量子論基礎」について  西野から、合同セッション「量子論基礎」に関して、これまで領域11がプログラムを編成していたにも 関わらず、講演募集要項では素粒子論が主領域となっていたが、次回学会の募集要項から主領域を領域11 とするように修正した旨の報告があった。 このことについて、 ・すでに変更されている募集要項に「開催の有無は運営委員の判断において決定する」とあるが、申し込みが 一人だったら開催しなくてもよいか(そうしてもよい) ・分科会ではこの合同セッションは開かないのか(分科会でも領域1との合同セッションを開く可能性がある) などの質問が出た。 6.合同セッション「生物物理」について  標記の件について相馬から報告を行った。今年3月のインフォーマルミーティングで領域12との合同 セッション「生物物理」を開催できるようにして欲しいという意見がでており、領域12の運営委員との間で 議論を進めてきた。領域12を主領域として次の学会から募集を行うこととし、既に募集要項の記述を変更した。 今後、領域11が主領域を引き受けるかどうかは申し込み状況などを見て検討することになる。 以上の報告に対して、この合同セッションの担当者が運営委員にいなくなるのはよくないとの意見がでた。 領域12には生物物理担当の委員が2人おり、領域11で担当者の引き継ぎを確実に行っていくことを確認した。 7.キーワードの見直し  今回のインフォーマルミーティングでは特に意見はでなかった。 8.2013年春の年次大会のシンポジウム開催に関して  2013年春の年次大会において領域11より、以下の2件のシンポジウムと1件の招待講演の提案が計画 されているとの報告があった。  シンポジウム:  ・水素結合と分散力に関する第一原理計算の現状と課題(提案者:森川 良忠、浜田 典昭、小口 多美夫)  ・データ駆動型科学の物理への展開(提案書:福島 孝司)  招待講演  ・アクティブソフトマターの物理 太田 隆夫氏(提案者:中原 明生)  上記に加え、プラズマ宇宙物理3学会合同セッションが領域2で計画されており、領域11からの聴講や 発表等の参加が期待されているという報告があった。  尚、シンポジウムは領域11として開催てきるのは3件までであり、それを超える提案があった場合は 推薦順位をつける必要があり得る。今回のインフォーマルミーティングでの報告は推薦順位には関係ない。 9.領域略称について  領域略称を作ることは昨年の11月から問題となっており、他の領域から分かりにくい、領域を無くす時に 番号制では煩雑、との理由から5文字までの略称を作って欲しいと言われていた。2012年5月の領域委員会 では領域11を含む半分の領域がそれに反対した。9月に物理学会理事からの書類で、 ・正式には番号制を残すが、領域名や略称をつけることを理事会として推奨する ・文字数制限を緩和した名称とプログラム掲載用の略称を改めて募る ことをインフォーマルミーティングで議論して欲しいとのことである。 それに対してさまざまな意見が出た。そのうちのいくつかは次のようなものである。 ・これまでに5文字以内の略称の提案はあったが、領域11をうまく表す言葉としてしっくりいくものは なかった。 ・このままの番号制を貫くか、5文字を超える名称をつけるかどちらかだ。 ・長い名称をつけても略称が一人歩きする。領域11内のどれかの分野が含まれないような名称は良くない。 ・前回のインフォーマルミーティングでも議論し、意見を公募もしてきたこともあり、今回のミーティングで 議論しても同じ結果だろう。 結論としては、これまでの領域11の立場を通すことになった。